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情熱店長インタビュー 型無 磯野勇 店長

 

 2007910日、居酒屋てっぺん独立2号店として学芸大学にオープンしたFine Dinning居酒屋「型無」。生きる楽しさをテーマに、食材だけではなく調味料にもこだわった料理とメチャクチャ輝いているスタッフ全員が自慢の居酒屋。そんな「型無」をオーナーの矢野潤一郎氏と共に立ち上げ、初代店長を務める磯野勇氏にインタビューをさせて頂きました!!

 

 

「型無」店長・磯野勇氏

 

 

 

飲食店で働いた経緯

――飲食業界に入ったきっかけ  ~「型無」初代店長になるまで~

 

 

 

  栃木県の実家がイチゴの農家をしていたため、子供の頃から“食”というものに興味を持っていました。(仕事の都合上)両親は朝起きるのが非常に早かったため、小学生の頃には、兄弟で朝ご飯を作っていました。当時から料理を作る楽しさを感じ、「将来は、飲食業界で働きたい」という想いを持つようになりました。

 

  高校を卒業後、飲食の道へ進むため、調理・経営の専門学校に2年間通いました。その後、地元の飲食店でアルバイトをしていましたが、21歳の時、いてもたってもいられなくなって、東京に出てきました。高校生の時に見た「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ)という番組で放送されていた「株式会社グローバルダイニング」という企業に衝撃を受けたことを忘れられず、すぐに面接に行きました。

 「完全実力主義のあの世界に飛び込んでみたい」と強烈に思いました。「明日から働かせてください!!」と熱意をアピールして、採用していただき、4年間お世話になりました。

 

 とにかく何でも経験して実力をつけたかったので、キッチン・ホールなど全てのセクションを経験し、アルバイトリーダーもやらせていただきました。株式会社グローバルダイニングでは、飲食業界で働くうえで、必要となる全てのことを学ばせていただきました!ここでの経験が無ければ、今の自分は絶対にないと言い切れるほど、自分の考え方の根本になっています。

 

 一言で言うと、「お客様が第一」というあたりまえのこと。このあたりまえのことが、株式会社グローバルダイニングでは、社員だけではなく外国人のアルバイトも含めて、全員が徹底して考えることができていいました。どんな時でも、「お客様が第一」という基準で、全てを判断することをとことん自分に染み込ませることができました!

 

 

――オーナー矢野氏との出会い

 

 

 更なる成長を求めて、26歳の時に、有限会社てっぺんに入社。てっぺん渋谷店(現・てっぺん女道場)に配属になった時に矢野氏と出会いました。その後、渋谷店がてっぺん男道場と女道場に分かれる際、自由が丘店に異動になったのですが、偶然、矢野氏も一緒に異動になり、ずっと一緒に働いていました。矢野氏とは仕事中に本当によくケンカをしました()。キッチンをメインに考える矢野氏と、ホールをメインに考える僕とで、意見がぶつかるんです! 2人とも目指しているものは同じですが、どうしてもキッチンとホールの視点の違いで、意見がずれるところがあって――。でも、そのケンカというか、意見をぶつけ合っていく中で、お互いのことを認め合うことができました。この衝突があったからこそ、深い絆を築くことができたと思います。

 

 そんな中、実は、飲食業界で働くのは、てっぺんを最後にしようと思っていました。自分の人生を見つめ直すために、海外を放浪して、今後の人生を考えるつもりでした。矢野氏と飲みながらそんな話をしていると、いつも「海外の放浪はいつでもできる!飲食一筋で10年弱も働いてきて、何か形を残した方がいいだろー!俺は『型無』という会社を作るから、そこで一緒にやらないか?」と、矢野氏に誘われました。

  最初は、「いや、海外に行くのは、この時期でないと駄目なんだ!!」と反論していましたが、そのうちに、「やはり、何かしらの形を残したいな……」と思うようになって、矢野氏と一緒に「型無」をやることにしました

 そして、2007331日に矢野氏とふたりでてっぺんを卒業しました。 

 

 

――「型無」初代店長として

 

 

  実は、店長を経験したことがなかったんです!だから、この「型無」が初めての店長で、最初は、メンバーとの目線の違いを埋めることができなくて苦労しました。矢野氏とは、店が目指すものをずっと話し合ってきたので、目線が合っていました。しかし、最初からメンバーに対しても同じように、「わかってくれるだろう」というスタンスで話していたので、伝えたいことが伝わりませんでした。徐々に、目線を合わせながら、メンバーの目線を引き上げるというコミュニケーションを取ることができるようになりました。  

 

 

 

 従業員教育で心がけていること

 

 

  全てにおいて「見本を見せる」ということを大前提に、「本気で関わる」「全てをプラスに捉える」「コミュニケーション」の3つですね。 

 

 

【本気で関わる】

 まず、「メンバーのみんなと『本気で関わる』とは、どういうことか?」」と、矢野氏と話し合った時に、「みんなの過去も全部知らないといけないな!」という結論に至りました。

 そこで、メンバー全員と11で、生まれてから今に至るまでの人生ストーリーを1時間ぐらいかけて聞かせもらいました。今まで以上にメンバーのことを理解できて、より自分の中で、メンバー全員を受け入れることができました。

 

【全てをプラスに捉える】

 次に、全てをプラスに捉えるというのは、簡単に言うと、どんな問題が起こっても「チャンスッ」って言うことです!!福島正伸先生株式会社アントレプレナーセンター・代表取締役)に教わった「問題が起こったことが問題ではなく、問題をマイナスと捉えることが問題である」ということをみんなに話して、どんな問題が起こっても、「チャンスッ」と言うことを実践しています。

 

 

【コミュニケーション】

 最後のコミュニケーションと言うのは、話をする時間を意図的にとるということです。特に、まだ人間関係が深くなっていない時に、自分がまかないをつくって、閉店後にみんなで話しながら食べるということをしました。やはり、人間関係の基本はコミュニケーションです。

 

 

 売上アップのための取り組み

 

 

  日々模索中です。ただ、1番大切なことは、「売上の数字お客様の満足」ということを忘れないことです。目の前のお客様に満足してもらい、「また来たい」と思っていただく、これが1番大切です。

 

 ただ、「お店に来ていただこう」と、お客様を増やすことに注力するだけではいけないと思っています。だからQ(クオリティ)S(サービス)C(クレンリネス)S、サービスを常に1番に考えています。

  例えば、ガムを噛んでいるお客様がご来店したら、乾杯の前にそっと紙を渡すといった、お客様の一挙手一投足に気配りができるサービスの徹底を目指しています。

 

 

 最後に

 

 「 型無から飲食業界を変えて行きたい!」と思っています。労働時間が長く、休日も少ない、キャリアアップが見えづらいと言われている状況ですが、型無は近いうちに週休2日制にします。十分な休日と給与、そして仕事へのやりがいをしっかり感じながら働ける環境、それがあたりまえの飲食業界を型無から作っていきたいと思っています!

 

 

  型無・朝礼風景

 

 

 

 磯野さん、お忙しいなかインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!!

 

(左)型無・磯野氏 (右)情熱・矢間  

 

 

 

 

【情熱アンケート】

 ◆年収:気まぐれ

 ◆休日:6/1か月

 ◆休日の過ごし方:(完璧には難しいですが、)仕事のことは一切考えないようにして、ランチからビール!!

 ◆仕事とプライベートの両立のために工夫していること:休日を完全OFFにすること

 ◆今まで働いてきて1番嬉しかったこと:自分のサービスに感動してくれたご夫婦のお客様の自宅に招待していただき、食事だけではなく、サプライズのバースデイをやっていただいたこと

 ◆今まで働いてきて1番ピンチ(チャンス)だったこと:酔っ払ったお客様が暴れて、バーカウンターのボトルを投げつけられたこと(株式会社グローバルダイニング時代)  

 

 

【プロフィール欄】

 ◆お名前  磯野 勇(Isamu Isono)

 ◆年齢   28

 ◆店舗名  型無

 ◆役職   店長

 ◆ご経歴  21歳、株式会社グローバルダイニング入社。

                 アルバイトリーダーとして活躍。         

 

      26歳、さらなる成長を目指し、有限会社てっぺんに入社。

         矢野氏と出会う。

  

  2007年9月10日、オーナーの矢野氏と共に「型無」を立ち上げる。 

         初代店長として活躍。現在にいたる。 

 

 ◆店名   型無

 ◆所在地  東京都目黒区鷹番2-19-23サンビームプラザビル302

 ◆電話   03-5721-6505

 ◆客席数  35

 ◆営業時間 18:00300   日・祝の前日 18:00400

 ◆客単価  3,5004,000

 ◆従業員数 社員6名 パート・アルバイト0

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