情熱店長インタビュー 升屋神保町店 吉田健吾店長
東京都神保町というオフィス街の一角に、お店を構える升屋神保町店。
元気な接客で、お客様に人気急上昇中のお店です。
今回は、この升屋神保町店・店長 吉田健吾氏にインタビューをさせて頂きました。
写真のように笑顔が素敵で、さわやかな店長さんでした!
飲食業界に入ったキッカケ~升屋神保町店の店長になるまで
――接客の魅力を知ったデニーズ
最初のキッカケはデニーズのアルバイトですね。
「将来先生になりたい」という夢を叶えるために高校に入学したのですが、夢が変わり、新しい夢が見つからずにいたときに、高校に行く理由がわからなくなり、高校に行かなくなりました(笑)
それで、半年間ぐらい家に引きこもっていたのですが、「何かをしなきゃいけないな」という気持ちと、友人の勧めもあり、デニーズでアルバイトを始めました。
デニーズでは、「接客」の基本というか、原点を学ばせてもらいました。私がいたお店は「呼び鈴」がなかったので、お客様に「すいません」と呼ばれる前に、お客様の動作、仕草を見て、自ら声をかけに行く。コーヒーのおかわりも、お客様に催促される前に、必ず自分から声をかけるというサービスの原点をしっかり叩き込んでもらいました。
お店には、お客様がご意見などを書けるハガキが置いてあるのですが(ほぼ、クレームなどに使われるもの)、そのハガキで、お客様から嬉しい言葉を2つ頂きました!
1通目は、老夫婦が書いてくれたもので、「素敵な接客で、気持ちのいい時間が過ごせました」というもの。
もう2通目は、4歳ぐらいの子供さんの字で、「ありがとう」って書いてありました。その子のご両親が補足で、「素敵な対応に感謝します」という一言も書いてありました。
この体験が心の底から嬉しくて、飲食の仕事が大好きになりました! 自分としては、特別な接客をしたつもりはありませんでしたが、「自分の存在で、こんなに喜んでもらえるんだ!」という気持ちでいっぱいでした。
――接客の幅が広がった魚屋と牛角
家庭の事情で、もっとお金を稼げる仕事がやりたいと思うようになり、時給の高い魚屋でアルバイトを始めました。ここでは「勢い」を学びました。
どんなにおばちゃんでも「おねーさん!!」と呼び、お店の前を歩いている人には全て声をかけて、 「へい、いらっしゃい!!おねーさん、今日はぶりがいいやつはいっているよ!!」 と、営業をしていました。
この時期はトコトン働きましたね。朝8時から終電まで勤務した日もありました。当時17歳で、1番稼いだときの給料は月給34万円でした。
「社員にならないか?」というお話をずっと断っていて、そのことが原因で辞めました(笑) 魚屋のバイトでたくさんの貯金があったので、しばらくダラダラした生活をしました。
しかし、そんな生活がずっと続く訳もなく、次の仕事を始めようと考えていたときに、ちょうど家の近くに、「牛角で日本一になったお店がある」と聞いて、食べに行ってみたんです。 「なんだこの店は!?」 と衝撃を受けました。店員の方が、すごく元気で圧倒されました。デニーズで学んだ「接客の原点」と、魚屋で学んだ「勢い」の両方を兼ね備えているという感じでした。
そして、自分も「日本一を目指したい」と思い、すぐにアルバイトで入社しました。
3ヶ月後に全国13業態、1,350店舗の中から日本一を決める「パートナーズフォーラム」(株式会社レインズインターナショナル主催)という大会がありました。
各店舗で働くアルバイトの方が、お客様へ最高のサービスを提供すべく、自ら提案し、実行した成功体験を発表し、共有するイベントです。 売り上げアップやコスト削減の取り組みや、組織作りというものを、CS(顧客満足)や売上といった様々な基準でトップクラスの数店舗だけが、壇上でプレゼンテーションを行います。
◆フォーラム詳細:http://reins-r.com/culture/03.html
前回、優勝店舗だったにも関わらず、このときは、壇上店舗にも選ばれませんでした。
「どうしてダメだったのか」みんなで話し合う中で、「次こそは絶対に日本一になりたい!」という気持ちが抑えられずに、まだ入って4ヶ月という立場にも関わらず、異例の速さでリーダーをやらせてもらいました。
そして、次のフォーラムでは、念願の日本一になりました。
本当に、お店のメンバー全員が一丸となり、最高の経験をさせてもらいました。男泣きしました(笑)そして、「もっともっと牛角の仕事を深く学んでいきたい」と思い、アルバイトから社員になりました。
――升屋神保町店との出会い
しかし、先輩が抜け、会社の飲食部門が自分ひとりになってしまいました。会社の方針が見えないまま色々考えている時に、ヘッドハンティングをされ、「あるお店の再建プロジェクトの核を担ってほしい」というお話でした。「将来、最高のお店の経営者になるという夢に近づける」と思って、思い切って、転職しました。
その転職先が現在の升屋神保町店です。現在は店長として、お店の再建に全力を注いでいます。
今後の夢は、先ず、この神保町店を繁盛店にして、2店舗、3店舗目と展開していきます。そして、確固たる繁盛している体制をつくったら、私が社長になり、最高の飲食店を展開していきます!
もちろん社長も、理解をしてくれています。これからも、最高のお店の経営者になりたいという夢に向かって、全力で頑張っていきます!
従業員教育で心がけていること
お客様との距離を縮めて、「ありがとう」をもらえるようにすることです。どういうことかというと、人間は絶対に「ありがとう」という言葉をもらって、嬉しくない人はいないと思っています。機械的な「ありがとう」ではなく、本当に仲良くなって距離が縮まったお客様から、「ありがとう」の言葉をもらうことで、この仕事がどれだけ素敵な仕事かを体験してもらうということです。
例えば、気さくに話してくれそうなお客様がいたら、従業員に「あのお席のお客様は話しやすいから、世間話をしてきなよ」と促し、お客様との距離を縮めること、そしてそのお客様から「ありがとう」をもらう喜びをひとつでも多く体験してもらうようにしています。
また、お客様から頂いた「おいしい」や「ありがとう」という言葉は必ず、キッチン含めた全員に伝えます。そうするとやはり、みんな嬉しい気持ちになり、この仕事を好きになってくれると思います。
売上アップのための取り組み
名刺配りを徹底しています。その名刺を次回ご提示頂ければ1000円引き券として、利用していただけるようにしています。しかし、だたの割引チケットということではなく、従業員教育のところと同じで、名刺交換からお客様との距離を縮めて、仲良くなってもらえば嬉しいと思っています。そして、「ありがとう」をもらう喜びを感じてほしいです!
また、名刺交換をしたお客様に一週間以内に手書きのDMを送っています。やはり手書きだと、戻ってきてくださる可能性が高いです! これもDMを通じてお客様のとの距離を縮めて、仲良くなることが目的です。
◆年収:常に上昇中!!
◆休日の過ごし方:寝る!!
◆仕事とプライベートの両立のために工夫していること:仕事がプライベートです!
◆今まで働いてきて1番嬉しかったこと:牛角のパートナーズフォーラムを常連さんが家族で応援に来てくれた!母親は仕事を休んで、娘さんは学校を早退して!そして、そのご家族は、お店を異動する時に、娘さんが、好きなアーティストのCD、ストラップ、リストバンド、母親はクリスタルロックのグラスをプレゼントしてくれました!
◆今まで働いてきて1番ピンチ(チャンス)だったこと:従業員の身だしなみや提供した料理が温いということが重なってしまい、いかにも怖そうな暴力団系の男性4人組がキレてしまったこと。「お前が店長か、何歳だガキが!」といったことを言われた時に、「年齢は関係ないです!!」と真正面からぶつかっていきました(笑)そして、その態度を評価してくれて、常連さんになってくれました!
【プロフィール】
◆お名前 吉田健吾(Yoshida Kengo)
◆年齢 22歳
◆店舗名 升屋 神保町店
◆役職 店長
◆ご経歴 高校を中退 デニーズでアルバイトが
キッカケで飲食の仕事が大好きに。
魚屋のアルバイトを経て、牛角鶴ヶ峰店でリーダーに。
パートナーズフォーラムで日本一に輝く。
ヘッドハンティングをされて、現在の升屋神保町店へ。
現在は店長として、活躍中。
◆店名 升屋 神保町店
◆所在地 東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビルB1
◆電話 03-5283-9370
◆客席数 68席
◆営業時間 11:00~15:00 17:00~24:00
◆客単価 3,500円
◆従業員数 社員2名 パート・アルバイト9名





